裏千家の若宗匠格式披露茶会にお招きをいただいて、京都大徳寺へ行ってまいりました。
大宗匠、御家元、この度若宗匠となられた千宗史様はじめご宗家の方々に祝意を申し上げることができました。
今日庵席は聚光院書院にて催されました。広間の床は、現代日本画家「千住博」氏の手によるもの。そこへ400年前に活躍した千家三代「元伯宗旦」居士筆「無事是貴人」の書がかけられていました。時を超えた日本文化の競演でした。
何れの茶席も新しい様式で畳に着座ではなく、椅子席。濃茶も3人5人で喫するのではなく、1人ずつの各服点。「不易流行」、本質を変えず受け継ぐ中でも、時代とともに変化を取り入れていくこともたいせつ。日本文化の奥深さをあらためて感じられた一日でした。